2014-04-08 第186回国会 衆議院 環境委員会 第5号
これを前提とすると、例えば二〇〇九年のいわゆる麻生目標というのがございますけれども、これを原発ゼロで設計をすると二〇〇五年比でいうとプラス二%という目標になりますので、今回のマイナス三・八というのは、合計すると五・八%深掘りをしたという意味で、大変野心的な目標水準であるというふうに我々は考えておりますし、そのように世界にも一応説明をさせていただいている次第でございます。
これを前提とすると、例えば二〇〇九年のいわゆる麻生目標というのがございますけれども、これを原発ゼロで設計をすると二〇〇五年比でいうとプラス二%という目標になりますので、今回のマイナス三・八というのは、合計すると五・八%深掘りをしたという意味で、大変野心的な目標水準であるというふうに我々は考えておりますし、そのように世界にも一応説明をさせていただいている次第でございます。
私個人としては、麻生目標が二〇%でございました、ヨーロッパの方では、EUは四五%という数字を出してくるということもうわさされております。そんな中で、委員のGLOBEでのお話等々にあったように、日本が積極的にこの地球温暖化対策に関与していく上では、再生可能エネルギーの割合をしっかりしたものを示していくということが非常に肝要なんだと思っております。
非常に時間的には限られているというふうに思っていいわけでありますけれども、これは麻生目標を立てたときとかは、目標を出すのに大体半年かかったということであります。逆算すると本当に時間がない中ですので、ぜひ迅速に対応していただきたいというふうに思うわけでございます。
先ほど大臣が触れられましたけれども、基準年であります二〇〇五年度、原発比率は三一%、また、麻生目標と言われる二〇〇九年のときにも、二〇二〇年度の原発比率は四二%という計画値で出されております。
最後に、現在の段階、原子力発電所が全く稼働していない状態で、一定の前提を置いて、京都プロトコール、あるいは二〇二〇年、我々が政権交代する前の麻生総理のときの目標が、仮に今の前提条件であるとどうなるかというと、一九九〇年比ではなくて二〇〇五年比で、京都目標プラス四%、麻生目標プラス二%ということは、三・八、丸めて四として、麻生目標としても六%深掘り、京都目標としても八%深掘り、これだけの数字なんですね
なお、この目標は原発による削減効果を見込まずに設定したものであり、仮に、二〇〇九年のいわゆる麻生目標、このときが原発比率四二%、二〇〇五年比、真水でマイナス一五%でありましたが、これを原発ゼロで再計算すると二〇〇五年比プラス二%となる本目標は、麻生目標を更に六%程度深掘りする野心的な目標水準でありますので、今後とも我々も努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。
○政府参考人(関荘一郎君) これまでの目標あるいは検討された目標、いわゆる麻生目標につきましても、全て将来相当程度の電気を原発により発電するという前提でございまして、今回の現時点での目標というのはこの効果を含めないと、原発の効果をゼロとして設定したものでございますので、そういう点につきましてCOP19の場で途上国の方々にも新しい目標を御説明いたしまして、そういう観点から極めて野心的であるということで
○国務大臣(石原伸晃君) 真水という言葉が何を指すのかということの多分差異はあるのかと思いますけれども、たしか麻生目標の真水一五%削減というのは、その削減部分の大部分を原発による削減と、こういうふうに解釈をしていたと思います。